先日9月23日は、ピアノ教室ワタナベのピアノ発表会でした
心配していたお天気も大きく崩れることなく、何とか一日もってくれました
今年の音楽物語は、トルストイ原作の「靴屋のマルチン」
舞台が冬でしたので、お花屋さんには「冬っぽく」という無茶なお願いをしました
そのため、ちょっと発表会らしからぬ白一色の舞台花となりました
そんな中、生徒さん方の演奏は、それぞれ自分の出来うる限りの力を出し切ったものとなりました
中でも、多少のミスなどものともせず、自分の音楽を貫いた生徒さんが多かったことは、嬉しい発見でした
又それらの演奏を聴いていて、ふと浮かんできた言葉がありました
それは、「音で遊ぶ」という言葉です
そう、私たちは究極ここを目指しているのではないでしょうか
自分の紡ぐ音一つ一つを巧みに操って、その時湧いてきた想いを即興的に音にできたら、どんなに楽しいことでしょう
しかも、それをステージ上で出来たら・・・
そう出来たら、きっと自分の感動を聴く方々と共有できるはずです
そして、それが出来るように日々の鍛錬があるのかもしれませんね
とにかく、生徒さん一人一人の成長を確認できるという意味で、発表会とはご父兄や先生へのご褒美の場なのかもしれない
そんな風に思えた一日となりました