♪ 2022年の発表会

先日9月23日は、ピアノ教室ワタナベのピアノ発表会でした

 

心配していたお天気も大きく崩れることなく、何とか一日もってくれました

 

今年の音楽物語は、トルストイ原作の「靴屋のマルチン」

 

舞台が冬でしたので、お花屋さんには「冬っぽく」という無茶なお願いをしました

そのため、ちょっと発表会らしからぬ白一色の舞台花となりました

 

そんな中、生徒さん方の演奏は、それぞれ自分の出来うる限りの力を出し切ったものとなりました

 

中でも、多少のミスなどものともせず、自分の音楽を貫いた生徒さんが多かったことは、嬉しい発見でした

 

又それらの演奏を聴いていて、ふと浮かんできた言葉がありました

 

それは、「音で遊ぶ」という言葉です

 

そう、私たちは究極ここを目指しているのではないでしょうか

 

自分の紡ぐ音一つ一つを巧みに操って、その時湧いてきた想いを即興的に音にできたら、どんなに楽しいことでしょう

 

しかも、それをステージ上で出来たら・・・

 

そう出来たら、きっと自分の感動を聴く方々と共有できるはずです

 

そして、それが出来るように日々の鍛錬があるのかもしれませんね

 

とにかく、生徒さん一人一人の成長を確認できるという意味で、発表会とはご父兄や先生へのご褒美の場なのかもしれない

 

そんな風に思えた一日となりました