あっという間に2月ですね。
2月と言っても、今年は暖かな日が多いように感じます。
今月は、新年会にモンクールと目白押しなのですが、そんな中今私がはまっているトレーニングをご紹介します。
みゅ〜ずBOXという怪しげな代物です。
傳田聴覚研究所という会社が開発した耳のトレーニングのためのCDです。
視聴には専用のヘッドフォンを使います。
ハイスペックなヘッドフォンらしく、音質はとても良いと思います。
このヘッドフォンから聴こえてくるのは既存のクラシック音楽なのですが、それを様々に加工してあり、脳の予想を裏切るよう作られています。
視聴中は、左右又は前後からランダムに聴こえてくる音たちが、頭の中でぐるぐる回る感覚に陥ります。
これを開発したのは、元国立音大のクラリネット講師の傳田文夫という方です。
傳田氏は、長年日本人がヨーロッパの人たちのような演奏が出来ない原因を探っていました。
そうしたところ、ある日それは私たちの言語とヨーロッパのそれとの周波数の違いにあることに気がつきます。
我々日本人の言語は母音主体ですので周波数が低く、ヨーロッパの言語は子音主体のため高い。
そして耳の発達が止まる6歳までにどちらの言語に囲まれて育ったかによって聞こえる周波数が決まってしまうのだそうです。
そのため我々日本人は、ヨーロッパの言語のみならず音楽までも、聴こえていない領域があるにも関わらず、その部分は脳が勝手に日本語変換して聞いてしまうのだそうです。
そしてそれをリセットしてくれるシステム、それがみゆ〜ずBOXだというのですが、そんな夢のような話し本当なのでしょうか。
このCDは、一般的に売られているCDと違って、人の耳に感知できない高周波の音をカットしていません。
又流れるクラシック音楽に雨や虫の鳴き声等、自然音を被せているのですが、その事によって耳を開かせる効果もあるのだそうです。
怪しい限りです。
と、疑心暗鬼になりながらも、何事も試さずにはいられない性分のため、スタートを切ってしまった私なのですが・・・
因みに、このランダムに変化する音楽を聴く事で脳の血流量が爆発的に上がるらしいです。(脳幹を刺激するんだとか)
実際は、耳本体の能力が向上するのではなく脳の処理能力が上がる事で聞こえ方が変わるのだそうです。
その為副産物的なところでは、目が良くなったり肌が綺麗になったり、顔が若返ったり、顔が左右対象になったり、記憶力が良くなったりするらしいです。
ホンマかいな、と言いたくなりますが。
で、現在21日コースの12日が経ったところなのですが、正直聴こえ方の変化は判らないです。
唯一分かりやすく変化したのが寝つきと寝起きでしょうか。
これを始めてから、夜はコロっと寝られて朝は小学生の頃のようになかなか起きられなくなりました。
って、これで良いのかしら?
とにかくいつまででも寝ていられそうなくらい眠いのです。
本来なら、耳が劇的に良くなって演奏力も格段に上がって・・・となることを期待していたのだけど。
まあ、睡眠の質が向上するのも悪くはないかな。
後9日、何か変化があれば又ご報告します。