前回のブログ更新から、あっという間に1ヵ月以上が過ぎてしまいました。(汗)
先月行ったオーバーホールの報告も道半ばで放置。
ですので今回は、先月20日のハンマー交換について書こうと思います。
完結編です。
この日お昼過ぎにみえた調律師Kさん、ここから夜にかけてのハンマー交換作業開始です。
先ずはハンマーを互い違いに交換します。
見事なツートーンです。
年季のほどが知れますね。
何故互い違いに交換するかと言うと、ハンマーを元々の高さに揃えるためだそうです。
そして、全てのハンマーが交換されました。
おぉ〜、真新しいハンマー美しいです。
その後は私には計り知れない細かな調整に時間をかけて頂きました。
が、それでもこの日はタイムオーバーとなり、又後日調整をして頂くという事でこの日の作業は終了となりました。
それで肝心の音色ですが、それはもう如実に変わりました。
先ず音の鳴りが違います。
よく鳴るばかりでなく輝きも違います。
打鍵時の反応も良くなり、その事で、連打やトリルも格段に弾きやすくなりました。(それはフェルト交換の効果かもしれません)
うっかり自分の腕が上がったように錯覚する程です。(笑)
これで弦まで交換したら、どれほど音が変わるのか期待に胸が膨らみますが、それはまたいずれという事で。
今は生まれ変わったこのピアノに、充分幸せを感じる毎日です。