気がつけば春・・・いつのまにか桜が満開の時を迎えていました。
花壇の金魚草もまるで花束のよう。
ムスカリとイベリスもいつの間にやら開花。
という様に軽い浦島太郎状態の私。
それには訳があります。
と言いますのも、この3月は発表会に向けて生徒さん方の発表曲を用意する時期だからです。
選曲をしてコピー、だけなら楽なのですが、発表会という事でいつもより背伸びをした曲にトライする生徒さんのことを考えるとそういう訳にもいきません。
ではどの様な準備をするのかと言いますと、まずはそれぞれの曲の指遣いを考え、訂正したり加筆したりします。
初めに取り組んだ指遣いはなかなか直りませんから慎重に決めなければなりません。
そして低学年の生徒さん向けには、取り組みやすいように楽譜を細切れにして新たな補助楽譜を作ります。
細切れ楽譜でなくとも実際の楽譜で分割する手もあるのでしょうが、人間次に音符が見えるとついつい弾きたくなってしまうものです。
同じフレーズを繰り返し練習するためにも、細切れ楽譜は欠かせません。
現物です。
習い始めて1ヶ月の生徒さんに渡す予定の楽譜です。
全部で40番まであります。
しかし、これが結構手間と時間がかかります。
4ページ程の曲で2時間3時間は当たり前です。
うっかりこんを詰めて作業した後は、軽いエコノミークラス症候群です。
そんな作業を連休中も毎日コツコツ行っていました。
それがようやく今日出来上がったという訳です。(嬉)
と言っても、小学生未満の生徒さんの楽譜はまだこれからですし、連弾においてはテーマもぼんやりとしか決まっていないのですが・・・
まだまだ道のりは長いのです。